お泊り保育に引率して

臼木 淑子

2008年08月23日 19:26


 毎年恒例の お泊り保育

 年長児の成長に驚きと喜びの一日

 寝る前に パズルが バラバラなのを見つけて

 『これ なおしていい?』(きっと時間が許すか聞いたのだと思います。)

 大丈夫なのを伝えると 自分達の部屋に持って行き 

 他の園の先生を巻き込んでまで 全てのパズルの整理

 翌朝 おままごとが きれいに分別していないと気づいて

 『んー だめだなぁ きれいに分けて入れないと。』

 どうするかなと見ていたら 全部だして分け始めてくれました。

 ちいさな頃から ずーっと見てきているので

 こんなに率先してお片づけをする子ではなかったのですが

 年少のお友達を連れて 

 「みんなで使うものはきれいにお片づけするんだよ。」と説明していました。

 不安がっている 年下の子に 

 「大丈夫だよ お姉ちゃんがついているから。」と励ましたり、

 「どんじゃらほい」と言う おじさんが オリエンテーションの後に

 どんじゃらほいの踊りを上手に踊ったらご褒美にあめを下さるのですが

 オリエンテーションのクイズ よくできたと「どんじゃらほい」は 皆をほめて

 それじゃあ・・・・・と帰えろうとした時

 「あッ」と一言 言ってこっちを向くので

 言いたい事を言ってもいいと 合図をすると

 すっと立ち上げって 「待って。」「なんだ?」「踊りをおどるから・・・・・」

 もう そこからの 彼女のセリフは 他の先生も 

 いつもと違う姿を見て 感動して憶えていないのです。

 帰る時も 先に帰るので お礼とお別れの言葉を告げ

 さよならするのに 泣いている子ども達や

 その様子にみんなもらい泣きしてしまいました。


 こどもも 立たされた立場で生まれる責任感・行動力や発言力 

 立派なお姉さんになったなぁ とひとつひとつの行動に感動していました。

関連記事